ネコ・ハーバーで雪山に登る


翌朝はよく晴れて、海が真っ青。シャチのファミリーが現れた。ときどき潮を噴く。
 
 
ネコ・ハーバーに到着。海面に浮かぶ砕けた氷のかけらがキラキラ光って、とてもきれい。 



空が晴れ渡り、海も空を映して真っ青。雪と雲は真っ白。そこに真っ赤なパーカと黒いペンギンがくっきりと。
 
 
ネコ・ハーバーでは三浦雄一郎隊長を先頭に、小高い丘を登ります。ちょっとした雪山登山気分。

「フィー子も隊列に加わる!」
 
……「そして、登頂成功!」
 
丘の上から、ネコ・ハーバーに浮かぶ〈クレリアII〉号を眺める。

三浦隊長と記念写真。

下りは、滑り台の要領で、雪の斜面を一気に滑りおりる。ズボンが破けたといっている人もいた。
 
「つぎ、フィー子、滑ります!」

ペンギンに会ったら道をゆずらなければいけません。


夕方からは、幅がとても狭いルメール海峡を通過。流氷や雪の壁のあいだを船はすりぬけていく。