リオデジャネイロでキリストさんに会う

雪のアトランタから真夏のリオに到着! 空からも岩山だらけの地形がはっきり見える。

「飛行機が4時間遅れたせいで、観光の時間が削られちゃったよ!」


飛行機のなかで夏服に着替えて、すぐにバスで海辺のレストランに向かいます。
2014年はワールドカップ、2016年はオリンピックが、リオで開かれる。準備は……というと、ガイドさんによれば、「まだ何もしていない」んだって。
道路の両側にあるスラム街がみっともないというので、目隠しの塀だけ造ったとか。

スラム街から道路に出てきて、自動車の運転席に声をかけて歩くモノ売り。
「たくましいねー。フィー子も見習おう」見習わなくていいです。


地元のプロサッカー、クラブチームのフラメンゴに有名な選手「ホニャララ」が戻ってくることになって、その契約金の高さ(百万レアル)に話題沸騰……とガイドさんが話すんだけど、そのホニャララがわからない。よく聞きなおしてみたら、ロナウジーニョのことだった。Rが巻き舌で「ホ」に聞こえるんだよね。


リオの町はあちこちに岩山が突出していて奇妙な風景を形作っている。
てっぺんの十字架は巨大なキリスト像
 

リオの町のあちこちから、岩山の上に立つ巨大なキリスト像が見える。デカプリオの『ロミオとジュリエット』はリオが舞台だったよね。冒頭に俯瞰で撮影したキリスト像が出てきたんじゃなかったかな。


海辺のレストランでお昼ごはん。
 
ポンデケージョ(ポン=パン、ケージョ=チーズで、〈チーズのパン〉という意味)
ブイヤベース風スープ。辛味のスパイスを加えるとさらにおいしい。
エビの塩焼き、ピラフ添え
デザートはパパイヤを半分に切った上にバニラアイス
    

リオデジャネイロは、リオ=川、ジャネイロ=1月で〈1月の川〉って意味なんだってさ。知ってたー?」


箱根登山電車のようなケーブルカーに乗って、コルコバードの丘に登る。
 
周囲はもとオレンジの果樹園だったそうです。植林して、いまはすばらしい森林になっている。


「フィー子は大和撫子らしく浴衣を着たよ」金髪だけどね。

「ジャパニーズYAMATO-NADESHIKO! 大絶賛!」
 
「奇妙な植物がいっぱいあったよ」ヤマトナデシコが窓から身を乗り出してはいけません。
木の幹から生えているドリアンのような木の実。
「ハナグマなど、野生動物もたくさんいるんだって。わくわく」

 
「キリストさん、でかい! 白い! 直立!」フィー子大感激。

  

「両手がひらかないよー!」ブライスの弱点。


リオの市内も一望できてすばらしい。

「旅先から絵葉書をもらうのはうれしいよね。とういうわけで、フィー子も売店で絵葉書をたくさん買い込みましたよ!」


リオのホテルはインターコンチネンタル。Wifiは通じているけど、ここも有料。疲れたので通信はしない。

夕食はホテルのレストランでビュッフェ・タイプの食事。シャンパンを飲みました。それはいいんだけど、同行のnikoさんは壊し屋で、ここでもシャンパングラスを床に落として割っちゃった! この旅行に一緒に行ったmegumiさんちでもシャンパングラスを割った前科があるんだよ。ゴールデン街の天井の低いお店で、立ち上がったとたんに天井の蛍光灯に頭突きをかまして割っちゃったこともある。